がんサバイバーシップ・デジタル医療学講座は、開講から1年を迎えました。
本年度より、新たに数名の研究者が参画し、体制を新たにしております。
以下に、新規参画した講座所属研究者をご紹介いたします。
左から、小濵京子(助教)、西本武史(精神科医)、内富庸介(教授)、長谷川裕美(事務)、西井清美(事務)
以下、新メンバーからのコメントです。
看護職の視点と実践経験をもとに、がん診断後も自分らしく暮らせる社会の実現に貢献したいと考えています。多様な専門性や価値観を融合させながら、多職種・多分野との連携を通じて、現場で活用できる支援や仕組みの開発に取り組んでまいります。
小濱京子
このたび、東京慈恵会医科大学の社会人大学院に入学いたしました西本武史と申します。所属は精神医学講座ですが、「がんサバイバーシップ・デジタル医療講座」において研究に取り組んでおります。
普段は、函館五稜郭病院にて緩和ケアチームおよび精神科リエゾンチームの一員として、日々の診療に従事しております。大学院では内富庸介教授のご指導のもと、意思決定支援の臨床実装に関する研究を進めております。
医師としての歩みもまもなく30年を迎えますが、これまでの臨床経験が、日常診療とエビデンスとをつなぐ「実装研究」という新たなフィールドで活かされていることに、大きなやりがいを感じております。年齢を重ねてなお、学びの場に身を置ける喜びと緊張感は、まるで研修医のようでもあります。
患者さんやご家族と医療者が信頼し合いながら最善の意思決定ができる医療の実現を目指して、今後も臨床と研究の両輪で精進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。西本武史
お役に立てるよう頑張ります。
西井清美
西本医師はこの春、東京慈恵会医科大学大学院に入学いたしました。
今後も、深い知識と飽くなき探求心を原動力に、講座としてがんサバイバーシップ領域における研究をさらに推進してまいります。